1月30日分
※このログはソフィアの目によってかなり歪められている記述です。
【ゾーマ城 地下1階:霧に包まれた部屋】
階段がある部屋は壁伝いに白いもやがはっていました。怪しんで色々調べましたが、特に怪しいところはなくじきに広間に出ました。そこからは1本の通路が奥に伸びていました。通路は2人並んで通るのがやっと位の幅で、奥の空間は黒い霧が立ち込めて中が見えなくなっていました。
まずはロッティ様が部屋の中に入り、そのすぐ後にエボンズが霧を風で一時はらす手順にしました。
ロッティ様はそのわずかな時間に信仰の盾を発動。この直後に始まる戦いを知っているかのように……!

どうやら部屋の境目には結界がはられていたようで、ゾーマに認められるもの以外はそこでダメージを受けることになっていた。更に部屋の中はかなり広くて計7体の敵が私たちを待ち構えていました。
そこでヴィヴィが力場の壁を斜めに発生させ敵側に侵攻させにくくした。
続けてツナが部屋の中に入り、私とエボンズとヴィヴィは通路から後方支援することにした。
ロッティ様は突撃して隙だらけの時に攻撃されても、それは効いていないようでした。流石ロッティ様!
敵側も刃の壁を出したりして私たちを翻弄させましたが、私たちのチームワークには勝てませんでした。
しかし敵の中にいたバロールを倒す時、ツナが勢い余った攻撃を与えてしまい、その場にいたもの全員が最後の自爆に巻き込まれてエボンズが命を落としてしまう悲しい事故も起こりましたが……。
戦いのあった場所の先には3本の通路があり、そのうちの一つが下に行く階段に続いていました。
結界は地下1階で終わっており、降りた先の周囲の安全を調べひとまずそこでロープの宿をとることにした。
【ゾーマ城 地下2階:戦いの残滓】
改めてこの階を捜索しながら先へと進んだ。
通路の数ヶ所に上の階で戦ったマリリスの残骸のようなものが散らばっていたました。こんなところまで戦い進んだものがいたのかしら?それはまさか……
ある通路の行き止まりに戦い敗れた死体が部屋の隅に倒れていました。そして1本の剣を抱えていました。その剣はなんだか危ない感じのするものでした。
これまでにみたマリリスは多分この人以外の人物がやったんだろうと話し合いました。
【ゾーマ城 地下3階:思いがけぬ再会】
2階は何事もなかったのでそのまま3階に下りて行きました。エボンズの放った偵察の目がこの先で竜のようなものとパラディンが戦っていると報告に戻ってきました。
何かを感じたのでしょう。
ロッティ様はすぐさま加勢するべく一人通路の奥へと進みました。
私も先ほどから感じていた希望に祈りを込めながらそのあとに続きました。
先にあった巨大な空間には川のような水が流れており、そこには向こう側へと橋がかかっていました。
その先には巨大な竜と戦う……
オルテガ様……!!!
まさかオルテガ様の姿を拝見できるとは!とかロッティ様とオルテガ様が共に戦っている!とか色々頭を駆け巡って、なかなか落ち着くことができませんでしたが、できる限りの支援をしました。
それに悲しいことにも気付いてしまいました。
オルテガ様はもう生存してはいませんでした。
多分神様と特別な契約を交わして、使命を果たすかわりに期限付きでこの世にとどまっている状態なんだと解りました。ロッティ様になんて伝えれば……。
オルテガ様のオーラの力の助けもあり、巨大な竜は本来すべきであったはずの苦戦を強いられることもなく倒すことができました。
やっと親子の再会が、オルテガ様がなぜ一人で戦ってらしたのか。
その理由が語られ、そしてロッティ様からやんわりと訂正されたのでありました。
ルビス様もオルテガ様も自分の力だけを信じてゾーマとの戦いに挑んできました。
しかしロッティ様はそれはみんなの力が集まってこそゾーマを倒すことができる、一人ではダメなんだと。
……もう、涙で前が見えません。
ロッティ様がここまで勇者として立派になられた姿を間近で見ることができて、私は幸せです。
オルテガ様はロッティ様の姿をまるで眩しいものを見るかのように目を細め、後のことをロッティ様に託し、今度こそハイローニアス様の元へ旅立たれて行きました。
12月11日分
※このログはソフィアの目によってかなり歪められている記述です。
【ゾーマ城 1階:メダルの部屋】

それぞれの思いを抱きながらゾーマ城の大扉の前に立ちました。ロッティ様とヴィヴィが先頭に立ち注意深く扉を開けました。
中は左右に通路が伸びている途中にありました。ここには待ち伏せしているものはなくシーンとしています。
私たちはまず右手から進むことにしました。
すると通路をはさんで両側に扉がある場所に行き当たりました。
左手の扉を開けてみると中ではゴォォという音をたてながら竜巻のようなものが発生していました。
どういうことが起きているのか…?
とりあえず左手の扉を閉め、今度は右手を開けてみました。
今度は何もない空の部屋だとロッティ様がおっしゃいました。
ここまで来たからには、部屋に入ると何か起こるはずだ…!
みなそう確認しあい、ロッティ様に1歩踏み出していただきました。
予想した通り中に部屋いっぱいの巨大な炎の精霊が1体と私たちと同じくらいの大きさの炎の精霊2体が姿を現し、私たちに襲いかかってきました。

それはわずかに状況は違えど、左手の部屋、残りの2部屋でも同じことが起こりました。入ると狂える精霊が私たちに襲ってくるという…!
私たちが先手を打てたことの一因に部屋の配置がありました。
入り口を挟んで線対称に4つの部屋が存在していたのです。
扉を開ければ開けただけ、その部屋に潜んでいる元素を予想するのはたやすいことでした。
そして精霊を倒すと決まってそれらはメダルを落としていきました。
建物の中央にある巨大な扉には4つの丸いメダルをはめると思しきくぼみが…。
【ゾーマ城 1階:玉座へ続く部屋】
メダルをはめ重々しい扉をあけると、絨毯が部屋の奥に続いていてその両脇には6体の彫像が…?
いえ、それは私たちの敵でした。
しかもこの魔物は壁などを自由に行き来し、魔物のそばで魔法を発動すると魔物のオーラで暴走してしまうようでした。
私たち後衛もあっという間に敵に囲まれそうになったりしましたが、ロッティ様の活躍によって事なきを得ました。
絨毯が行きつく扉の先には玉座と4方の角になにやらシンボルが。
もしかすると先ほどのメダルがこの仕掛けを解除するものだったのかもしれません。
私たちはこの先も油断することないように誓い合うのでした。